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鳥のように自力で空を飛べる日が来た? [最近おこったこと]
今日人力ヘリコプターの話です。
人力ヘリコプター「Atlas」を開発するカナダのArroVeloチームが世界記録の滞空時間64.11秒、最高高度3.3mを達成し、『イゴール・シコルスキー人力ヘリコプター賞(Igor Sikorsky Human-Powered Helicopter Award)』を受賞したとのことでした。
人の力で飛ぶっていうのもいろいろありますが、まさかヘリコプターが飛ぶなんて考えないですよね。
それが1分以上も飛んでいるわけですから、どういうことなのか知りたくなってしまいました。
実は日本でも人力ヘリコプターを飛ばしていた
実は、調べていたら人力ヘリコプターってこの記録の前は1994年に日本大学が記録を持っていたんだそうです。すごいですね。20cmの高さを20秒弱飛んだということなのだそうです。
では、ちょっと見てみましょう。
すごいですね。体育館いっぱいにヘリコプターが・・・。いわゆる1枚の羽ではなく4枚ばねなんですね。びっくりするほど大きいし、組み立てもきっと中でやっていたのでしょうね。
これは外を運ぶことなんかできなさそうです。
この記録は1994年ですから20年近く破られることがなかったことになります。
世界記録の飛行シーン
さて、今回ニュースにもなっている飛行シーンを見てみましょう。
ヘリコプターの形状がほぼ同じですね。人間の力でヘリコプターを動かすにいは4枚の羽根でこういった形状にしなければならないってことなのでしょうか。
なんとこのヘリコプター、大きさが58m、でも重さは52Kgしかないんだそうです。パイロットは160ポンド(72.6Kg)以下の人を想定した設計なのだとか。
今回のヘリコプターを作るための資金としてクラウドファンディングのKickstarterで3万4000ドルの資金調達をすることに成功したのだそうです。
このヘリコプターを飛ばすためには1馬力の力で自転車をこぐ必要があります。平均的な人のこぐ力は0.5馬力なのだそうで、2倍の力で漕がなければならないんですね。
今回受賞したことでによる賞金は25万ドル(2500万円)。これをつかって次は時速120Kmを出せる自転車の制作を行うんだそうです。くれぐれも怪我をしないように気をつけてほしいものですね。
(参考)
全幅58mの人力ヘリコプターAtlas、33年間未踏のシコルスキー賞を獲得 (動画) - Engadget Japanese
回転翼機のパイオニアとして航空史に名を残すイゴール・シコルスキー氏を記念して1980年に開始されたシコルスキー賞 ( Igor I. Sikorsky Human Powered Helicopter ...
今日は。
でも体力が…
by 夏炉冬扇 (2013-07-15 15:03)
>夏炉冬扇さん
コメントありがとうございます。
たしかに体力が必要ですね。1馬力ってどれくらいなんでしょうね。予想がつきません。
実用には小型化しないといけないですね。そういう意味で課題はあるんでしょうね。
by hiro (2013-07-16 07:23)