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よろしければどうぞ。
タイタニアの続編でたー [書籍の紹介]
Hiloyanです。こんばんは。
今日は本屋ですごいものを見つけて思わず衝動買いしてしまいました。
タイタニアの4巻です。なんと3巻が発売され22年の沈黙を破っての登場です。田中芳樹さんもやってくれたねって感じです。
家で今一気読みしてしまいました。
「授業設計マニュアル」をよんで [書籍の紹介]
最近会社で社員向けの教育に関する部門へにいることもあって、こういった本をよく読むようになりました。
この本は学校の先生向けに講座の設計方法について書いた本です。
本のボリュームは控えめで平易に書かれているので一気読みできちゃいます。
講座の目的を設定し、評価方法を考え、単元に分解し、それぞれを実装というと変ですけど、内容を詰めていくことになります。そういった講座の設計について、ID(インストラクショナル・デザイン)をベースに具体的にかつ分かりやすく書かれているという意味で良書と思います。
授業を作成するさいの単元の設計、授業の方略設計などリファレンスとしても使いやすいです。
普通の人は読まないんでしょうけど、ガニエのインストラクショナルデザインの原理を読んで大変な思いをした私としては、とてもいい本と思います。
お勧め!
授業設計マニュアル―教師のためのインストラクショナルデザイン
- 作者: 稲垣 忠
- 出版社/メーカー: 北大路書房
- 発売日: 2011/03
- メディア: 単行本
「イシューかははじめよ」を読んだ [書籍の紹介]
hiroです。
先日、「イシューからはじめよ」という本を読みました。
この本の作者はもともとはマッキンゼーにいたとのことで、コンサルティングを長くされていた方が書いた本です。
ツール、思考法も重要だけど、大切なのは「イシュー」であるというのがこの本のポイントになります。
イシューとは「どういったことに対して答えを出すか?」いわゆる論点にというのでしょうか。
論点が正しくない、曖昧だとその結論も当然的外れだったり、効果の薄いものとなってしまいます。
ここが大切なポイントということが分かるだけでも本当に役立つものだと思います。
あと、「はじめに」に述べられていた「悩まない、悩んでるヒマがあれば考える」という一説は僕のお気に入りです。
最初にこの一説に出会ったのは「ロジカルシンキングのノウハウ、ドゥハウ」という本を読んだ時です。
これは本当に大切ですね。悩むのは無意味で、考えることに意味があるということなんだと思います。
ほんと、読んで楽しかったです。
「技術者倫理」を読んでみた。 [書籍の紹介]
技術者の倫理についてはいままではなじみが薄く、また関心がそう高くはないように思う。
私も技術士を目指し始めるまではそういったことには漠然としたものしかなかった。
その理由としては倫理というのが主観的で判断しにくい印象があること。
それに伴って、明確な判断がしにくいことが挙げられる。
この本は実は放送大学の技術者倫理についての講座の教科書であり、ひょんなことからこの番組を見ていたら興味がわきテキストを取り寄せてしまった。
この本には、技術者にとってはその行動規範ともなる倫理は重要であることや、エシックステストというこれから取ろうとしている行動が倫理的に問題ないかを判断するテストについて述べられている。
たとえば、普遍化可能性テストというものがある。
これは、ある行動に対して世の中のみんながやり始めたらどうなるかを考え、もし社会が成立しないと思えるならば、それは倫理的に不適切と考えるというものである。
たとえば「嘘をつく」を例にとるともし、自分以外の人がすべて嘘をつき始めた場合、社会は成立しない。
したがって、嘘をつくということは倫理的に不適切であると判断するという考え方である。
嘘をつくなどはとてもわかりやすいが、いろいろな例に照らし合わせたときにはいろんなケースに適用できる。
たとえば、出発間際での駆け込み乗車も、みんながやり始めたら電車はダイヤ通りには運行できず、成立しなくなるなど、いろいろな例に応用可能である。
こういったテストをエシックステストというのであるが、この本にはそういったことがいろいろと出ている。
また、事例も何点かあげられていて、スペースシャトル「チャレンジャー」の事例やホンダのCVCCエンジンの開発、シティコープタワーの事例などとても丁寧に書かれていると感じた。
今後もぜひ繰り返し読んでいきたいと思う一冊である。
ソフトウェア開発プロフェッショナル [書籍の紹介]
- 作者: スティーブ・マコネル
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2005/01/20
- メディア: 単行本
「教え上手は学ばせ上手」 [書籍の紹介]
いま、自分は会社で教育担当であるので、ITに関することだけでなく教育、インストラクションに関することも学ぶ必要があったので、この本を読んでみたのですが、会社で社員研修の講師などをされる方、後輩を持っている方はぜひ読んでおくといいと思います。
この本は約220ページの中に大人に対して「教える」ためのポイントがよくまとまっています。
教えることの難しさに始まり、教えることができるようになることのメリット、教え下手な人について
どういった人を育てるべきなのか、大人の学習、そして各種ノウハウに入っていく内容です。
印象的であったのは以下の点です。
1つは、大人向けの教育方法について、成人教育学などをもとにわかりやすくポイントがまとめられていたことですね。特に教育者(インストラクタ、チューター)の役割が学習援助者であることです。研修生が学ぶことが主体で、講師が「学ばせること」が主体ではないということです。
2つ目は「伝えることよりも伝わることを」ということです。これは身をもって体験しました。極端な例かもしれませんが、外国から来た研修生に対して日本語でものを教えていくのですが、何かを教えたら、必ず研修生に対して何が伝わったのかを逐一確認するようにしていました。時間はかかったものの何とか理解してくれていたように感じます。ちなみに別の教育担当者が研修生に対して「教えても理解しない」とぼやいていたのをきいて、何が伝わっているのかを考えるように口を酸っぱくして言えたのはこの本のおかげです。
3つ目は詰め込みすぎないということです。自分が関わるまでは講座の内容をなるべく盛りだくさんにするべく詰め込みのカリキュラムや教材が作られていたようです。教える内容を精査して適正なボリュームに絞り込むだけで理解度が上がってしまうのは、ある意味感動すらしました。講座の見直しは情報の追加よりも内容の洗練が必要であると思っています。多ければなたを振るって削り落とすことも必要です。
これ以外にもたくさんのノウハウがまとまっていて、一気読みできて値段も1,400円ということで、いい買い物をさせていただいた気分です。講師じゃなくてもOJTなどでも参考になることがたくさん書かれていますので施肥読まれてはいかがでしょうか。
- 作者: 関根雅泰
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2009/03/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
デバッギング ザ デベロップメント プロセスを購入した [書籍の紹介]
先日 Amazonでデバッギング ザ デベロップメントプロセスという本を購入した。
作者はSTEVE MAGUIREさんというMacintosh晩のExcelなどの開発に携わった方だ。
実は自分が新人だったときにこの本と「CODE COMPLETE」、それから「ライティング ザ ソリッドコード」は愛読書で後輩などにも貸したりしていたのだが、帰ってこない(!)ので、再度購入してしまいました。内容的にはとてもいい内容で、久々に目を通してみただが、知らないうちにこの本で学んだことを人に教えていたり、自分の行動指針になっていたりなど、役に立つ本だと感じました。
僕が特に気に入っているところを1つ紹介すると、1章の「目標をしっかりと掲げよ」から「努力を怠らない」あたりまでのところである。ソフトウェア開発においてあいまいな目標しかなくても何となく製品ができてしまうなどの話に始まり、目標を具体的に立てることにより焦点が定まり、無駄なことをしなくなったという話をもとに目標設定の重要性を話している。僕が特に気に入っているのは「より具体的な目標を持てば、あなたは頭に思い描いている図式にそぐわないものをすぐに拒絶できる。明確なプロジェクト目標は、プロジェクトに投げ込まれる日々の取るに足らない作業を振り分けるのを支援する働きがあるのだ。」という一節である。具体的な目標、目的を設定することによって判断を速やかに行うことができ、無駄をなくすということ。こういったことの必要性について改めて感じることができた。
この本の全般にわたるマグワイア氏の実体験を含めた数々の話はこの業界の特に作業の効率的な進め方について焦点を当てた内容となっており、こういった本に昔出会えたことを幸せだとつくづく感じた一冊であった。
ソフトウェア工学に関心がある皆さんには是非読んでいただきたい一冊である。
デバッギング ザ デベロップメント プロセス―理想的な開発工程を目指して (マイクロソフトプレスシリーズ)
- 作者: Steve Maguire
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 1995/12
- メディア: 単行本
My GOALを読んでみた [書籍の紹介]
【ダイジェスト版マイ・ゴール】これだっ!という「目標」を見つける本
- 作者: リチャード・H・モリタ
- 出版社/メーカー: イーハトーヴフロンティア
- 発売日: 2007/01/10
- メディア: 単行本