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世田谷美術館は展示が盛りだくさんでした [最近おこったこと]

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みなさん。おはようございます。Hiloyan(@HiloyanHiloker)です。日曜日に世田谷美術館へ行ってきたので、その時の話をしようと思います。

こんなにいろんな展示がありました

Pic_20160214_002

世田谷美術館では以下の展示を行っていました。

・区民ギャラリー
「赫土展」、「アトリエミュレット easobi-ten 2016」を開催していました。
学生さんの展示のようです。

・企画展
「西洋服飾史研究家・石山彰氏(1918-2011)のコレクションを中心に、16世紀から20世紀初頭にかけてのファッション・ブックとファッション・プレート、および服飾史研究書や明治時代の錦絵をご紹介」とのことです。

・ミュージアム・コレクション展
「東大寺本坊襖絵等を手掛けた日本画家・小泉淳作のデッサンと、木口木版の緻密さで、大型版画を制作する小林敬生の作品を紹介。小コーナーでは、北大路魯山人の作品を展示」とのことでした。

ということで、いろいろあって盛りだくさんな感じでした。

かわいい花札、そして質感ある粘土細工の区民ギャラリー

最初に区民ギャラリーに行きました。「赫土展」では、大学の美術部(なのかな)で書いたものを展示していました。展示数も多かったのですが、すべてに作者のコメントがあったのが読み応えアリです。

犬の絵で入学時と今で比較してみたり、夢で見たイメージを絵にしたものがあったりといろいろあって面白かったです。

中でも印象に残ったのは、「猫の花札」。猫が好きなので描いたと作者のコメントがあったのですが、猫がかわいい。「あのよろし」が「ねこよろし」となっているなどいろいろ猫アレンジがされているのが面白かったです。

もうひとつの「アトリエミュレット easobi-ten 2016」はもっと若い人の作品のようでした。とにかく数が多く楽しい空間っていうのが正しいのでしょうか。粘土で作った動物があったり、鞄やお店などにぎやかでした。

晩さん会(だったかな)の展示が特に面白かったです。いろんな有名人とその人に食べてもらいたいものを粘土で作ってあったのと、メニューが添えてあるのですが、粘土なのに質感がリアルなんです。

ほかにも、マリー・アントワネットが、とても丁寧に顔を作っていたのとか、クレオパトラの黒髪が毛糸で作ってあったりとか、人と料理の手の掛け方がそれぞれにバランスが違っていて、面白かったですね。

気になったのが、「水定食」ってコップに水だけってのもあったのですが、さすがにこれは御愛嬌と理解することにしました(笑)

ファッションから当時の文化を垣間見れた企画展

テンションあがっている中で回ったのが企画展です。入口を通るとそこには服をきたマネキンと、ファッションブックやファッションプレートがありました。

学芸員さんに聞いたところ、当時に合った服を保存し、その時代の服に合うサイズのマネキンを作って着せているとのことでした。つまりこれをみると当時の人となりがある程度わかるわけです。ちなみにマネキンは神戸ファッション美術館のものらしいです。

男性も女性も気持ち小柄な感じがしました。中でも面白かったのがナポレオンの礼装のレプリカがあったのですが、それに合わせたマネキンは当然ナポレオン・・・。意外に小柄な型だったんだと、ちょっと驚きました。(直接載せられないので、リンクだけ)

ディオール、マックイーンによるジバンシィなど - 「ファッションの玉手箱」展、神戸で開催 - 写真2 | ファッションニュース - ファッションプレス

ほかにもいろいろな展示があって、面白かったです。どの服もふんだんにシルクが使われていたので、さすがにこれが普段着じゃないだろうと思って聴いたら、ブルジョワ階級のひとのものなので、すべて普段着ていたものとのこと。

それはちょっと驚きでしたね。ということは一般の人たちは別素材の服を着ていたわけで、こっちが気になってきましたよ。私としては・・・などなど、興味津々の内容でした。

詳しくは美術館のHPで見てほしいです。(参考を参照ください。)

結論としては、いやー、面白かった

ほかにもミュージアム・コレクション展も見て、いろいろ面白かったんですが、私みたいな素人が評論じみたことを書くのは違和感があるし、あまりにも恥ずかしいので、この話は省かせていただきます。

ただ言えることは、絵も、版画も、魯山人も面白かったです。

結論としては私みたいな素人がみても楽しめる内容でした。そこには、作品や企画もあると思うのですが、私みたいな素人にも楽しめるように親切に教えてくれた美術館の学芸員さんのおかげとかもあるかなって思いました。今回は引きこまれたせいかいろいろ質問しながら回っていたのですが、疑問を解決しながら見ることも楽しかった理由の一つです。

そういった理由から、また来たくなるような場所でした。いやー、楽しかった。

次来るのを楽しみにしようと思います。

(参考)

企画展 - 世田谷美術館


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コメント 2

kuwachan

砧公園の中にあっていいでしょ^^
結構いい美術展やっているんですよ~。
by kuwachan (2016-02-15 21:40) 

Hiloyan

> kuwachanさん
コメントありがとうございます。
前来た時は、ボストン美術館の華麗なるジャポニズム展てのがやっていました。モネの「ラ・ジャポネーゼ」が復元されたのが展示されていたのですが、大きくって迫力がありましたね。
また行きたくなりました。
by Hiloyan (2016-02-15 23:17) 

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