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ボイジャー1号、いよいよ太陽系脱出? [宇宙な話]
Hiroです。いよいよ、あのボイジャーが太陽系の端っこへと到着しつつあるとのことです。
ボイジャーといえば1号、2号がいま、太陽系の外へ向けて飛んでいて、1号は昨年末には太陽系の外へと飛び出すだろうとの予想だったのですが、この記事によると太陽系の一番外側の「磁気ハイウェー」というところへさしかかっているとのことです。
ボイジャーとは?
ボイジャーとはボイジャー計画に従い発射された探査機になります。ボイジャー計画はこんな計画なんだそうです。
「ボイジャー計画(ボイジャーけいかく、英: Voyager program)は、アメリカ航空宇宙局 (NASA) による太陽系の外惑星および太陽系外の探査計画。2機の無人惑星探査機ボイジャー(英: Voyager)を用いた探査計画であり、1977年に打ち上げられた。惑星配置の関係により、木星・土星・天王星・海王星を連続的に探査することが可能であった機会を利用して打ち上げられている。1号・2号とも外惑星の鮮明な映像撮影に成功し、新衛星など多数の発見に貢献した。」(Wikipediaより引用)
そういったことで、今現在ボイジャー1号は宇宙で最も地球から離れた場所にある人工物ということになります。NASAによれば、ボイジャー1号は現在太陽から180億キロのところを飛んでいるそうです。電波で通信をしても片道17.5時間くらいはかかる計算です。ちなみにどれくらいの速度かというと、時速6万km以上の速度なんだとか。地球が1周約4万キロなので、1時間に地球1周半回るくらいのスピードですね。こりゃパトカーじゃつかまえられそうにありません(笑)
ちなみにNASAによるとこのボイジャー計画には11,000人年もの労力が投入されているとのこと。ギザ王のピラミッドを作るために投入された労力の1/3に該当するらしいです。ピラミッドがすごいのかボイジャー計画がすごいのかちょっとわからないのですが、きっとどっちもすごいんだと思います。
ボイジャー1号ってどんな感じ?
さて、このボイジャーどんな形をしているのでしょうか?NASAのイラストでは、こんな形をしているんだそうです。
あまり、宇宙船というよりは、人工衛星みたいな印象を持ちますね。これが1977年に打ち上げられているわけですから、36年近く飛び続けていることになります。
その間地球にいろんな情報を送ってきてくれているボイジャー1号は原子力電池で動いています。2020年くらいまでは電池が持つみたいで、そこまではいろんな情報を地球に送ってくれるんだそうです。
今もこうして太陽系の外側でせっせと情報収集をしているんでしょうね。
(参考)
ボイジャー計画(ボイジャーけいかく、英: Voyager program)は、アメリカ航空宇宙局 (NASA) による太陽系の外惑星および太陽系外の探査計画。2機の無人惑星探査機ボイジャー(英: Vo ...Voyager - The Interstellar Mission
NASA'S VOYAGER 1 EXPLORES FINAL FRONTIER OF OUR 'SOLAR BUBBLE' PASADENA, Calif. -- Data from Voyage ...
(関連ページ)
ボイジャー1号が2012年末には太陽系の外へ:眠りたいSEの眠れないブログ:So-netブログ
ボイジャー1号が太陽系をとうとう飛び出してしまうらしい。 ボイジャーって、1977年に打ち上げられているわけなので、もう30年以上かけて太陽系の外へ向かっているんですね。 原子力電池をつかっているので ...
それだけ離れても通信できるって凄いですね!
by ぽちの輔 (2013-07-01 05:44)
>ぽちの輔さん
コメントありがとうございます。
もうなんだか分からないくらい遠いですからね。
しかも30年以上飛んでいるのにまだ通信できるって原子力電池ってすごいですねって思いました。
by hiro (2013-07-01 07:26)
こんにちは。
まだ飛んでるんですね!
by 夏炉冬扇 (2013-07-01 15:31)
>夏炉冬扇 さん
コメントありがとうございます。
ボイジャー1号は2020年くらいまでは動いてるみたいです。
by hiro (2013-07-02 08:21)