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「ほめる」技術 [書籍の紹介]
先日、『コーチングのプロが教える「ほめる」技術』という本を読みました。この本の中では特にアクノレッジメント(存在承認)ということについて書かれています。
この本は著者の鈴木氏の体験をもとに書かれているためとても説得力がありわかりやすく一気に読めてしまう良書と思います。また、読み手に「やってみよう!」と思わせるひと押しをしてくれるという意味でも、買ってよかったなぁと思いました。
この本は、ほめるということが相手を単純に「貴方はXXXかとても上手だ」とか「うまくやった」「偉い」とかといったほめ方をするための本ではありません。
「私が貴方を見ています。」「あなたのやることを認めています。」といったメッセージを相手に与えていくことがいかに相手のやる気を出すことにつながるかということを丁寧に、かつ具体的に書いているように思います。
いろんな本の中でもこういったことは断片的に書かれているんです。たとえばマズローの5段階の欲求の中でも承認の欲求が書かれていたりハーバード流交渉術の中でも少し述べられていたような・・。
また、鈴木氏はコーチングでも有名な方で、コーチングの中ででてくるIメッセージ、とYouメッセージというのを、承認の仕方の中でも上手に組み合わせて紹介されていて、まさに血肉とされているなと思いました。
私もこれから人付き合いの中でぜひ実行していきたいと思います。いい本っていうのは本当に財産です。ぜひ身につけていこうと思います。
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